ダイビングペンシルというルアー

oda

2011年10月14日 00:29

完成!




自作のウッドペンシルは、これまでずっとシンキングのものばかり作ってきた。

理由は、浮力など繊細な部分に対して誤魔化しがきくから。



しかしダイビングペンシルというルアーへの興味が日に日に募り・・・

どれ、作ってみようと思った。



『浮きモノ』を作るのは10年ぶりである。

昔バス用のクランクベイトを作ったことがあったが、バランスをとるのが難しく、ボツ作品を量産した時のことを思い出す。





せっせと削って成形が終わり、いざウェイト詰め!ここが鬼門となる作業である。

外側にウェイトをくくりつけ、何度も浴槽に浮かべた。

浮き姿勢などのバランスをみて決定し、仕込んだ時点での検量では63gだった。




今改めて量ってみる。



なんと10gアップ!
下地、塗装、アルミ等の装飾、そして12回に及ぶセルロースコーティング。
意外と重くなるもんだ。



ふと不安に思う。



浮くのか?



試しに浴槽へ。







おぉ、浮いた(笑)
よかった。

立ち角度は60度といったところか。

ではフックを装着してみよう。



今回作りたかったのは、いわゆる『立ちペン』。

浮き姿勢をより直立に近づけるため、フックチューンを試みる。

ベリーには56の2/0
テールにはさらに太軸となる66の2/0

再び浴槽へ。






立った!やったぁ! ←1人でガッツポーズ(笑)



ラインを結んで引いてみる。

真横に引くと、一応ダイブするようだ。
しかし、如何せん狭い我が家の湯船。S字を描いてウネウネ動くかまでは不明。

ともかく新戦力が誕生した。

次の釣行が楽しみだ♪



スペック

素材:ファルカタ
全長:180mm
重量:73g(フック含まず)
ワイヤー:ステンレス1.6mm(軟線)



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