ダイビングペンシルというルアー
完成!
自作のウッドペンシルは、これまでずっとシンキングのものばかり作ってきた。
理由は、浮力など繊細な部分に対して誤魔化しがきくから。
しかしダイビングペンシルというルアーへの興味が日に日に募り・・・
どれ、作ってみようと思った。
『浮きモノ』を作るのは10年ぶりである。
昔バス用のクランクベイトを作ったことがあったが、バランスをとるのが難しく、ボツ作品を量産した時のことを思い出す。
せっせと削って成形が終わり、いざウェイト詰め!ここが鬼門となる作業である。
外側にウェイトをくくりつけ、何度も浴槽に浮かべた。
浮き姿勢などのバランスをみて決定し、仕込んだ時点での検量では63gだった。
今改めて量ってみる。
なんと10gアップ!
下地、塗装、アルミ等の装飾、そして12回に及ぶセルロースコーティング。
意外と重くなるもんだ。
ふと不安に思う。
浮くのか?
試しに浴槽へ。
おぉ、浮いた(笑)
よかった。
立ち角度は60度といったところか。
ではフックを装着してみよう。
今回作りたかったのは、いわゆる『立ちペン』。
浮き姿勢をより直立に近づけるため、フックチューンを試みる。
ベリーには56の2/0
テールにはさらに太軸となる66の2/0
再び浴槽へ。
立った!やったぁ! ←1人でガッツポーズ(笑)
ラインを結んで引いてみる。
真横に引くと、一応ダイブするようだ。
しかし、如何せん狭い我が家の湯船。S字を描いてウネウネ動くかまでは不明。
ともかく新戦力が誕生した。
次の釣行が楽しみだ♪
スペック
素材:ファルカタ
全長:180mm
重量:73g(フック含まず)
ワイヤー:ステンレス1.6mm(軟線)
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