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2013年08月16日

庭木から

お盆に帰省すると、実家の父が物置から枯れ木を持ち出してきました。

「この木でルアー作って見る?」と。







樹齢30余年、僕と同い年くらいの木蓮。







10年以上前に剪定したときの枝で、ずっと物置に放置されていたようです。





完全に乾燥しており、素材としては申し分なさそう。

扱ったことのない木材に興味が湧いてきたので、ポッパーでも作ってみようと話に乗っかりました♪

でも、普段使っている木材は均一な厚さで綺麗に切られて売っているものです。

上手く板状に切り出せるか不安ですが、とりあえずやってみます。





まずはのこぎりを縦に入れます。

まっすぐ切れないし、途中で面倒くさくなったので、諦めてナタで真っ二つ!



当然ながら断面には凹凸がたくさん(汗)

貼り合わせの面はフラットにしなくちゃいけないので、ここからはカンナで。

なかなか上手く削れないでいると、父が電動カンナを持って登場!

あるなら早く言ってください(笑)




そんなこんなで、炎天下の中汗だくになりながらようやく終了。







思いの他薄くなってしまい、ビッグポッパーは無理そうです。

節や年輪を避けて、シンキングペンシル2本分確保できました。





ここからはいつもの作業。

電動糸ノコの刃が思うように進みません(汗)
結構な固さに萎えつつ、4ピースを切り出しました。

なるべく重量の近いもの同士が組になるようにして、瞬間接着剤で仮止め。普段桐や檜などに使っている彫刻刀で削ります。





木蓮材の印象は・・・



固いのに削りやすい!!



カチカチに乾燥してしっかり目が詰まっているので、あまり木目の影響に左右されずに削っていけます。

木目ごとゴッソリ削げてしまう心配が無いので、一度に大きくは削れませんがミスなく成型できました。







今回は小粒の105mm。ファットでヘビーなぶっ飛びシャロー仕様に仕上げたいと思います♪



  


Posted by oda at 18:30Comments(2)メイキング

2013年07月04日

教科書

昨年の秋、なかすま氏から「三沢に凄いルアービルダーがいるよ!」と教えてもらいました。



三沢市在住のTさん(以下、T師匠)。

氏のブログを拝見して、一目惚れしてしまったシンキングペンシルがありました。

その名は『ハトツブレ』。

ユーザーの方々の間では『ツブレ』の愛称で通っているようです。





・飛距離
・シャローレンジの引き易さ
・水平フォール

以前から、この3つを完全に克服できる1本のシンペンをデザインしようと悪戦苦闘していました。



そんな時にネットで『ハトツブレ』の画像を見て、いてもたってもいられなくなりました。



衝動にまかせ、似た形状のペンシルを削ってしまい(汗)・・・



数本、いや結構な数を作りました。



仕上げの段階まで進んだところで、押し殺していた背徳感、罪悪感がチクり。



他人様のルアーデザインをパクって魚を釣って、達成感あるのか!?と。



言い訳みたいだけど、デザインを盗むというよりも、僕を駆り立てたのはルアーの『形』に対する好奇心。

このシェイプで作ったら、さぞかし抜群の操作性を誇るペンシルができるのでは・・・




告白しよう!



思い切ってT師匠に直談判しました。



あなたの作ったペンシルに惚れました。
販売目的では作られていないであろうハトツブレをください、とは言えません。
せめて形状・コンセプトを模倣して試作することを許して頂けないでしょうか?

といった内容の失礼極まりない交渉。
とにかく製作者の方に対する畏敬の念を思いの限り綴り、メールを送信しました。



T師匠はとても気さくな方で、真似る事をあっさりと許可してくれました。

本家本元ハトツブレも譲ってくれることに♪







これは僕の作った試作品。

投げてみたら、飛びの良さは予想通り。
そして水面直下をしっかりとスローに引いてくることができました。
意外だったのは、アクションがとても大きいということ。
リップのついたミノーかと思うほど、とにかく泳ぎます。



動きそうにないルアーをいかにして動かすか!

T師匠の信条らしいです。






前記事の1本を皮切りに、これまでにこの試作品達だけで7キャッチという出来過ぎの釣果。




一昨日、T師匠から『ツブレ発送』との連絡があり、昨日ついに届きました☆





これが本家本元!

憧れだったルアーを初めて直に触る事ができました。

塗装、貼り物のセンス、彫りの緻密さに絶句(汗)



サプライズのもう1本も!




扁平ポッパー『ジンベイ』。これも氏の自信作です♪

感激ですね!!




ルアー製作歴13年目。

これまでずっと自己流でやってきましたが、ようやく師と仰げる方に出会うことができました。

T師匠の主催するクラフトサークルにも加えて頂きました。
凄腕のビルダーさんが数多く所属していて、皆さんから色々と学んでいきたいと思います☆



今回頂いた『ハトツブレ』と『ジンベイ』は、僕にとってどんなHowto本よりも勉強になる貴重な教科書。

たくさん投げて巻いて魚を掛けて、釣れるルアーの神髄を追求していこう!  


Posted by oda at 07:37Comments(6)メイキング

2013年02月06日

色止め~エポキシのお話

自作ルアーの最終コーティングにはセルロースセメントを使ってます。




塗装面の色止めのために、当初使っていたのがスプレー缶タイプのセルロース。







使い勝手は・・・うーん(汗)





缶の説明書には『色止めには8〜10回塗り重ねること』と。

結構な回数なので大変です。

そして、その通りの工程を踏んでも色流れは起きます。



原因は色々あって、

塗装膜が厚い

塗料の乾燥不足

ドブ漬けするセルロースの侵食力(要は濃度)

などなど・・・



そもそもセルロースは、下の塗膜を溶かしながら一体化していく特徴があって、それが長所ですから。

スプレーしたセルロース塗膜を溶かし、更にその下の塗装部分を侵すことは想定内。



・・・にしても噴射回数を増やすとなると、大型プラグ2〜3本で缶は空っぽ(汗)

日数的にもコスト面でもボツです。





次に目をつけたのが2液性のエポキシ。

接着剤や充填材(パテ)として使われることが多いけど、実はコーティング剤としても優秀な化学製品なのです。

硬化時に嫌な臭いもしないし、何よりも揮発性溶剤を含んでいないということ。

セルロースやウレタンと違って、ラッカー系塗料(第1石油類、第2石油類を問わず)を侵すことが無いのです。



ちなみに、メーカーによって混合割合や硬化時間、透明・不透明、撹拌のコツ、当然価格にも違いがあります。



いくつか試してみて、失敗もありました。



良さそうだと思って購入した国産トー○ー製のエポキシ。

かなり玄人向けらしく、混合割合が微量でも狂うと永久に硬化しません(涙)

撹拌してから塗布するまでの静置時間や放置乾燥時の推奨気温もすごくシビア。

ちゃんと出来る人にはできるのでしょうが、僕は3回の失敗であきらめました(笑)




結局、落ち着いたのは百均のエポキシ(10分硬化型)。

安くて手軽で黄変もほとんど気にならないレベルです。



唯一の欠点は・・・



20cmクラスの大型プラグを1回で塗り終えられないこと(涙)



塗っていくうちにゲル化が始まってしまうため、2〜3回に分けて作業していました。

これはこれで、乾燥した部分を直接掴んで作業できたので、塗るのが楽ちん(笑)

でも、塗り分けた境界部分にできてしまう凹凸が気にいらない・・・



サンドペーパー→セルロどぶ漬け

という作業を繰り返して誤魔化して仕上げてたけど、完全硬化したエポキシを研磨するのはなかなか辛い。



思い切って、多少値が張っても作業のはかどるエポキシを購入することに♪







システムスリー社のSB−112


カヌーやサーフボードの製作者の方々が愛用しているようです。

同社にはシステムスリーエポキシやシルバーチップなど、用途に応じて様々な特性をもった製品があります。

中でも最も黄変しにくいとのことで、これを採用♪





これでようやく筆塗り一発コーティングができる☆





急いで塗る前に、まずは作業環境を整えなきゃ!



手頃な木材を用意してっと・・・







ポッパー1本分が採れそうだけど、今回はそうじゃなくて、適当にカットします。

コの字型に貼り合わせて、ビスで固定して、ヒートンをねじ込んで・・・







完成♪

エポキシを手に付着させることなく、スムーズに筆塗りできます。



もちろんバイスに固定して塗ってもOK。

でも、個人的にはこちらの方が手に持って作業できるのではかどります。







横に置いたり逆さまに置いたりすることで、『垂れ』をコントロールできるのがポイント☆

これは先人の知恵を拝借しました。

ルアー職人の先輩方に感謝です!




準備が整ったところで、ようやく塗り塗りタイム♪



主材:硬化剤=2:1

の割合で混合、そして爪楊枝で撹拌。

計量には子供用シロップ薬に付いてくる、目盛り付きカップを使いました。



これでもか!と丁寧に混ぜ合わせて1分ほど静置。



そして筆でまんべんなく塗ります。

自作のルアーハンガーのおかげでスムーズに塗ることができました。



購入したSB-112の作業可能時間(ゲル化開始時間)は約30分。

暖かい居間で作業したこともあり、2本分を塗り終える頃にはゲル化が始まりました。

ちょうど良い感じ。





翌日。

硬化の目安である36時間経過を待ちきれずに、指でそぉっと触ってみると・・・



表面がベタベタ(汗)

これまでの経験から、永久に硬化しないパターンのにおいがします(泣)




落ち込む前に、説明書を熟読します。

たくさんのユーザーがいるんだから、扱いにくい訳がありません。



以下の特徴をつかむことができました。


・寒い場所への薬品保管するのはNG。結晶化が起こり、硬化不良の原因になる。

・寒い場所での作業もNG。硬化不良の原因になる。

・薬品が冷えて結晶化が起こった場合は温めてから使うべし。容器ごと50℃程度のお湯につけるのが良い。

・塗ったあとも、暖かい場所で乾燥させるべし。室温が高いに越したことはない。温度が高いほど化学反応が促進されて早く硬化する。
 




以上のどれかが該当するだけで硬化不良が起こる『可能性』があるとのことです。

ちなみに、僕の作業は暖かい場所で作業しただけ。

結晶化が起こったかどうかは分からないけど、塗った後寒い部屋に放置したことが原因だと思います。




さっそく、すべての条件をクリアーして再挑戦しました。

ただし、新たなルアーではなく、表面ベタベタの失敗作で(笑)





翌日。

ベタつくことなく、ちゃんと硬化していました♪

念のため、2~3日経ってからセルロースどぶ漬けに移行しようと思います。



複数回塗って、エポキシコーティングのみで仕上げるのもアリです。

僕の場合は、諸々の準備や筆の洗浄が面倒なので1回だけ(笑)





今回エポキシを購入したのは、島根県のヒロウッデンカヌーショップというお店。

店長の永瀬氏による丁寧な説明がHPに掲載されています。

参考にしたのはサイト内にある『エポキシのブログ』。

様々な工作・作業に使えるエポキシ樹脂。

その可能性は無限大!←大袈裟?(笑)でも本当にすごい!

興味のある方はぜひチェックしてみてください!








  


Posted by oda at 18:08Comments(4)メイキング

2012年07月19日

誤算

新作を鋳込んでみた。







とりあえず10本。

鋳型の出来は良好だ。

空気孔の配置が丁度よく、注入も抜き取りもトラブルなし♪









バリを除去し、ペーパーで研磨する。



続いて、恒例の検量タイム。

目標値は80g前後だったが・・・









な、70を割ったか(汗)



仕方ない。

これはこれで使い道もあるはず。



型を挟みこむクランプの力を緩めれば、あと+5g位は稼げるはずだけど・・・まいっか。





次はヘビーモデルだ!



  


Posted by oda at 07:59Comments(0)メイキング

2012年07月14日

新作

スティンガーバタフライ、



P-BOY、



・・・




あと何だっけ(汗)

好きだったジグはもっとあったのに名前が出てこない(苦笑)





スロージギングの流行からなのか、名作と言われたスリムジグ達が市場から姿を消していく。




次に作るのは絶対に『細身』タイプを!

と意気込んで削り始めたものの、なかなかシェイプが定まらず。

何本か削り、ようやく納得のいく雄型が仕上がった。











一昨年、昨年のモデルと同様に左右非対称。

小さなロッドアクションでも、なるべく大きく横にスライドさせるのが狙いだ。






A面を型取り、粘土やオイルを洗浄して1日置き、B面をとる。







やはりシリコンオイルはこれでもか!ってくらいスプレーした方が良い。
スムーズに剥がせた。







ついでに昨年モデルも一緒に作っておく。






夏シーズンはそろそろ始まると思うけど、完成は間に合うのだろうか・・・。




秋はプラグにこだわりたい。




急いで鋳込まなきゃ!





  


Posted by oda at 07:54Comments(4)メイキング

2012年06月17日

新作&外注

昨年よりもサイズアップを図ったDP。195mm、85g。















初めての編みタイツ塗装♪

塗る時よりも、買う時の方がドキドキした(笑)







昨年のモデルも並行して作っている。

こちらもメッシュ仕上げだ。






続いてポッパー。




かなりファットに削ったので、90gという重量にしてフローティング化に成功♪

160mmと短めだが、おかげで飛行姿勢が良く、先日のテストでは十分な飛距離が出ていた。

カップ径を抑えたせいで、スプラッシュはやや控え目。

そのかわり、泡を纏ったダイビングがかなり良い感じだ。

今年はこいつが活躍してくれそうな予感がする。
もう1本作っておこう!






最終コーティングは、色々悩んだけどすべてセルロースに決めた。

昨年ウレタンで仕上げたルアー達が悲惨なことになってるじゃないか!



まず、黄変。

ある程度の黄ばみは覚悟してたけど、そんなレベルじゃない。

シルバーがゴールドに(涙)



それだけじゃない。



熱?なのか、収縮が起こって塗料膜を引っ張りながら浮き上がってしまったのも数本ある。

皮膜層が独立(※)してるからなぁ。

弾力があって対衝撃性に優れているとはいえ、やはり経年劣化が凄まじい。

※例えば、ドブ漬け10回なら、ウレタン皮膜は10層。当たり前か。
それに対して、セルロースはディッピングの度に下のセルロースを溶かしながら一体化した皮膜層を作る。





手間ひまかけて作ったルアーだし、やっぱり末永く使いたい・・・



で、セルロース派に再び移行した(笑)





言うまでもなく、セルロースセメントの難点は塗料の色流れ。

塗装が完全乾燥していても、セルロースがその溶剤を侵して膿む。





セルローススプレーで色止めを図ってみたけど、塗装が厚いとやはり流れる(涙)

そして、スプレー缶の中身は既製品のブレンドだから、リターダーの混入ができない。

スプレーを重ねるごとにどんど白濁してしまって泣きたくなる。





溶剤を一切含んでいないクリア剤・・・あった!



2液エポキシ(笑)



等量を混ぜて素早くさっと筆塗りするだけで色止め完了♪



セルロースに漬けてみると・・・うんうん完璧!侵されていない♪




欠点は、筆塗りのため凹凸感が残るということ。

でもエポキシのぶ厚い塗膜は安心感があるし、実用性重視ってことでひとまず納得だ。

工程が見えてきたからやる気が沸く。どんどん塗っていくぞ!






そんなある日。ひでさんからメール。

車関係の仕事をしている整備・板金・塗装の職人さんだ。

実は冬に何本か塗装をお願いしていて、仕上がったとのこと。





メールに添付された画像を見てゴクリ!




で、昨夜



早く拝みたくて、ひでさんのアジトへ突撃!

実物は写真で見るよりもずっと素晴らしかった。





DP、シーバス用SP、ジグ・・・


僕のわがままを聞いてくれて、背黒オールスターズ!

卓上ベイトボール(笑)



ひでさん、鉛まで頂いてしまってありがとうございます!

今度はジグたくさん持っていきますね♪






  


Posted by oda at 23:55Comments(4)メイキング

2012年03月08日

大っきいルアー♪

電動糸ノコの導入により、製作活動はすこぶる快調!

一番面倒だった『切り出し』作業を機械化できたのは今年の大きな進歩だ。



とりあえず、180mmダイビングペンシルを5本ほど。





ふぅ。



ファルカタ材にもだいぶ慣れた。

削り続けると上達するもので、フォルムはほぼ均一になってきた。

今年の目標は、個体差を限りなく減らして安定した生産を図ること。

ボディの再現性はかなり重要なのだ。



ちなみに1本は仕込みを終え、下地コーティング中。

コーティング前で60g。
完成後には70g強といったところか。





目止めが済んだところで浮力チェック。





よしよし♪良い感じだ。






話は変わって



先日I釣具店で馴染みの店員さんに「今年面白いルアー入るよ♪」
と声をかけられた。

取り出してきたのはOFTのカタログ。

ヘドンやレーベルなどの新作が並んでいる。

「もしかして洋物?」

「んだんだ。これ使えるんでね!」



どれどれ・・・



「・・・ほほぅ♪」







クリークチャブ社、『ピンポッパー』。

なるほど、ボーリングのピンなのね(笑)

サーフェスブルのカップ小径化版といったデザイン。

ブルGTが廃盤となった今、需要が集中しそうな感はある。

まぁ実売価格しだいだが。

ウッド製らしいし、2,000円~3,000円ってことはあるまい。

よく見ると、もしや全てのアイがスイベル?必要なのかなぁ。

ともあれ新進気鋭のUSAポッパーの登場が楽しみである。

買うなら迷わずビッグな9インチだな。飛びそー♪





さて、こちらも20cm超の大型プラグを製作する予定である。



昨年実績(?)のあったこれ↓



※実績:ヒットしたもののゲットならず(汗)ハイ、実績ではありません!


波の状況に左右されず、どんな時でもまぁまぁ引きやすいスキッパータイプ♪

シェイプをいじり、スケールアップを図った。




21.5cm。

こいつは桐で!

  


Posted by oda at 18:16Comments(10)メイキング

2012年02月29日

設備投資!

『2枚貼り合わせ』方式でウッドルアーを作っている。


旋盤を使った工法(こけし職人がやっているようなアレ)は今のところ考えていない。

あれはあれで、頑強なポッパー製作には有効な手段だと思うのだが。

海洋環境が変わって青森県でGT(タラではない)が狙えるようになったらトライするかな。





さて、僕の作り方。





型紙を木材にトレースして、それをなぞって切り出す。





青物用ビッグプラグの場合、バルサとは比べものにならない硬さの木材(桐など)を用いているので、この『切り出し』がものすごく大変なのだ!

今までは糸ノコで大まかに切って、小刀でせっせと削り出していた。

1ピースとるのに1時間近くかかることもある。

なんせ硬い木材にこれでもか!と力の限り刃物をあてがう。

慣れてきても、うっかり手元が狂ってヒヤリ!としたことなんて数え切れない。

指紋を失いかける怪我をしたこともあった。



あぁ



欲しいな



電動糸ノコ。



高いのかな。高いよなぁ。




まずはG工業高校のY先生からハンドジグソーなる代物を拝借してみた。

わりと細い歯のついた小型チェーンソーみたいな電動工具。



いざトライ!

・・・木材が弾かれて難しい。しかも危険(汗)

血まみれで返却するはめになる前に中止!





・・・買おう。

電動糸ノコを買おう!



まずは各社色々な製品をチェック♪

値段もスペックもピンからキリまで。

数千円で買えるものから10万円くらいのものまで!





で、色々考えて絞り込んだのが

藤原産業株式会社
E-value 卓上糸のこES-330C


なんと定価1万円ちょい♪

パワー的には問題なさそうだ。これにしよう!




通販でもOKかなと思ったが、やはり現物を見てみたい。

取り扱い店舗を調べてみたら、近くのホーマックに置いてるみたい。

さっそくGO!



「すいません。これって動作確認できますか?少しだけ木片切ってみるとか・・・」


店員「それはできません。」←キッパリ


「じゃ、買います!」



意味不明なやりとりで購入!!




我が家へようこそ!

部屋がどんどん工房みたいになっていく(汗)




早速切ってみる。

昨年モデルの『odaペンが立った』

今回もファルカタ材で作ることに。





今までの苦労がアホみたい。

片面わずか1分で完了♪



こんな良い買い物した感を味わうなんて

・・・oguさんからミュートス格安で譲り受けたとき以来だな(笑)



何本分か切り出したので、次の工程へ。





ルアーが大きくてマジックだと塗り辛いから、今回は墨汁!

良い香り・・・。




2枚仮止めしたら、いよいよ『成形』の工程。

ここからがルアー作りの醍醐味だ!




もはや右腕。名刀マサムネで削るっ!!






追記:


30分ちょいで削れた。





やっぱりこっちの作業の方が楽しい☆

  


Posted by oda at 18:57Comments(10)メイキング

2012年01月23日

冬はまったりと

1月21日(土)の夜

翌日は休み。やっと行ける♪

メバルが釣りたくて一路北へ。



ここ数日はずっと天気が良かったのだが、出発時には雪がちらつき始めた。

蟹田を過ぎると雨?みぞれ?

テンションが下がりつつもメジャーポイントに到着。



やはり湿った雪が降っている(泣)
そして南東のヤマセ。結構な荒れ模様だ。

先行者がいないので、先端にエントリーする。



向かい風に1.5gジグヘッドをフルキャスト!

全っ然飛ばない(汗)

しかし、足元で小さなバイトあり☆



3gにチェンジ。

まぁなんとか釣りになりそうだ。



レンジ、コースを色々探っていくとようやくヒット!

20cmない位のつぶらな瞳ちゃん♪(画像なし。手を濡らしたくない)



ようやく探り当てたと思いきや、まったく後が続かない。



週末だしなぁ。

時間帯も遅いしなぁ。

有名ポイントだしなぁ。



小一時間ほどやって2尾追加。
サイズは相変わらずU−20。


風裏に行ってみよう!と大きく移動。



・・・・・



北に行けば行くほどみぞれが強くなってきたので、ただのドライブで終了(汗)





なんだか最近は、自分のタイミングと天候・潮が噛み合わない。

釣りに行かない時は物作りに限る♪






トラウト用(いや、汎用か)ジグを鋳込んでみたり・・・






春に向けて湾内用のシンペンを大量に削ってみたり・・・

以前、Dさんがブログでつぶやいていた。
「ローカルが釣らなくてどうする!」

その通りです!
市内シーバス、難しいからこそ攻略し甲斐があるのだ。
今年もちゃんと狙おう。
市民だもの。
ただしランカーには全くこだわっていない(汗)






抜け目なくマイクロサイズも用意♪

このマジョーラカラー(パープル⇔グリーン)のスプレー缶が底をついた。
釣れる釣れないは別にして、この色は個人的に大好きなのだ。

光の当たる角度によって、紫から緑へ。
ケイムラアワビシートのグリーンなんかを貼って仕上げると、ものすごく艶めかしい。
・・・釣れる釣れないは別にして(笑)

G市内の模型屋さんはすべて完売。
そういえば、前に最後の1本を買ったのも僕だったっけ。

しかし、電話攻撃でA市内の某ホビーショップに在庫を発見♪
2本取り置きでひと安心。





さて、デカいルアーにもそろそろ着手するか・・・


  


Posted by oda at 19:33Comments(16)メイキング

2011年10月14日

ダイビングペンシルというルアー

完成!




自作のウッドペンシルは、これまでずっとシンキングのものばかり作ってきた。

理由は、浮力など繊細な部分に対して誤魔化しがきくから。



しかしダイビングペンシルというルアーへの興味が日に日に募り・・・

どれ、作ってみようと思った。



『浮きモノ』を作るのは10年ぶりである。

昔バス用のクランクベイトを作ったことがあったが、バランスをとるのが難しく、ボツ作品を量産した時のことを思い出す。





せっせと削って成形が終わり、いざウェイト詰め!ここが鬼門となる作業である。

外側にウェイトをくくりつけ、何度も浴槽に浮かべた。

浮き姿勢などのバランスをみて決定し、仕込んだ時点での検量では63gだった。




今改めて量ってみる。



なんと10gアップ!
下地、塗装、アルミ等の装飾、そして12回に及ぶセルロースコーティング。
意外と重くなるもんだ。



ふと不安に思う。



浮くのか?



試しに浴槽へ。







おぉ、浮いた(笑)
よかった。

立ち角度は60度といったところか。

ではフックを装着してみよう。



今回作りたかったのは、いわゆる『立ちペン』。

浮き姿勢をより直立に近づけるため、フックチューンを試みる。

ベリーには56の2/0
テールにはさらに太軸となる66の2/0

再び浴槽へ。






立った!やったぁ! ←1人でガッツポーズ(笑)



ラインを結んで引いてみる。

真横に引くと、一応ダイブするようだ。
しかし、如何せん狭い我が家の湯船。S字を描いてウネウネ動くかまでは不明。

ともかく新戦力が誕生した。

次の釣行が楽しみだ♪



スペック

素材:ファルカタ
全長:180mm
重量:73g(フック含まず)
ワイヤー:ステンレス1.6mm(軟線)

  


Posted by oda at 00:29Comments(8)メイキング

2011年10月01日

続々と仕上がってきた!




真ん中
素材はバルサ(強度を補うべく、塗装前にエポキシコーティング)
168mm、146g



素材は桐
168mm、113g


上はリッパなジョニー(笑)
西風釣行ばかりだったら投げる機会がないかも。






今年のメインの1本はこれになるか。
大好きなブラック仕上げ♪



今回からコーティングにはセルロースを使ってみた。
ウレタンと比べての利点は・・・

・黄変しない。
・皮膜が硬い。
・空気中の湿気で硬化することがない。つまり長持ちする。



ウレタンの適度な柔らかさが魅力ではあったが、一般的なコーティング剤であるセルロースも使って見たかった。
使用した感想は、『やはり玄人向けかな』ということ。

エアブラシでちょっとずつ塗り重ねて色止めしてあげれば、きっとドブ漬けはスムーズにいくだろう。
でも、僕は持っていないし導入する予定もない。

用意したのは500ml缶のセルロースセメントと、同スプレータイプ、そして薄め液とリターダー。
まずはスプレーでなるべく薄塗りを心掛け、8~10回の色止め。
そして適度にブレンドしたものにドブ漬け。これも8~10回ほど。
気を遣って作業したが、それでも若干の色流れ・塗装しわが起こった。

恐るべしセルロース。下地を侵す力はウレタンと比べものにならない。
来期からはたぶん、またウレタンになるだろう(汗)

ちなみに、セルロースセメント特有の『白濁』はもちろん起こった。
諸先輩方の対処方法(リターダーや薄め液を筆などでさらっと塗る)も有効だったが、家内の除光液でも大丈夫だった。
揮発性が高いものなら何でもよい気がする。







立ちペンももうすぐ完成。
うまくダイビングするといいなぁ。



さて、良い西風が吹き始めた。今週こそは・・・


  


Posted by oda at 09:08Comments(6)メイキング

2011年08月30日

新作

新作を鋳込み、第1陣が仕上がった。



以前までとは違い、ワイヤー(アイ)にはステンレスのバネ硬線を用いる。

同じ1.2mmでも、ただのステンレス針金に比べると強度の差は歴然!
何しろ加工の手間は倍以上(笑)

でも、ダブルスリーブを使ったら形が安定して綺麗に作れた。
これは先人の知恵。







慣れてしまうと作業も苦ではない。
超高強度のプレートが採用されている『撃投』には及ばないが、磯際にぶつかっても多少は安心。






無事に鋳込みが終わり、バリ除去〜塗装〜装飾〜コーティングを経て完成。




流行のグリキン(笑)







前後から見るとこんな感じ。
裏側は前作同様フラット。







ここでお楽しみの検量♪




予想より軽かったか・・・。

ちなみに現在100g超モデルを作成中である。






一番下は、ついでに作ったライトゲーム用。
こちらは25g。凪の日のアメ&サクラにちょうど良さそう。

一見まずまずの出来だが、自分で許すことのできないミスが2点ある。



失敗1

鋳込みの際、以前入手した『錫』を切らしていた。
まぁいいや!と鉛だけで鋳込んだところ、やはり手で簡単に曲げられる粗悪品に(汗)

せめてハンダでも一緒に融解すべきであったと反省。
印刷関係の会社に知り合いでもいれば、廃棄の活字合金を頂きたいものだ。




失敗2

ジャストの長さで作っておいたワイヤー。
鋳型のセットした際に内部でずれてしまった模様。



アイ小っちゃ(笑)
これじゃ大きめのスプリットリングは使えなそう。
ダートさせるためのジグなのに・・・。




幸い今回の石膏鋳型は『もち』が良い。
あと数本は抜けそうなので、改善して作っていこう。
  


Posted by oda at 17:37Comments(9)メイキング

2011年08月02日

夏の日の2011 ・・・モデル

あまりにも釣りに行けないので、秋に向けた新作のメス型を作ってみた。







デザイン、原型は冬に完成していたが、前作の実釣がまだまだ不十分。

もっと釣果を出してから形にしようと思っていた。

でもそんなことを言っていたら来年になってしまいそうだ。



odajig2011モデルはこんな形。











やはり個人的な好みで左右非対称。



目標ウェイトは70〜80g。
鋳込んでみないとわからないのが自作ジグの醍醐味なのである(笑)



久しぶりの石膏型なので、上手に鋳込めるか少し不安。

7〜8本抜けるとよいが・・・  


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2011年02月26日

アシストフック






自作のものを使用している。
メタルジグを作っているので、すべての弾にいちいち市販のアシストフックを付けていたらお金がかかって仕方がないのである。



今回はトラウト用ジグのテールに装着するダブル仕様を製作。




輪っかを作り、適当な長さにカットしたら、先端をライターで炙る。
一応、抜け防止。




セキ糸はポリエステルなどで十分!
まずはフックに軽く1往復巻き付ける。
きっちり密には巻かず、なるべく隙間をあけておく。
この後ハリスを添えて巻くときに『食い込む』ため、摩擦係数が稼げるのである。
この工程をファンデーション(下地作り)と呼んでいる。




しっかりと力を込めて密に巻く。
これで片方が完了!もう1つも同じように。

フックを持っている指が痛くなるが、慣れてくるとバイスを使うよりも素手の方がズムーズに出来る。

巻き終わったら瞬間接着剤をしみ込ませて乾燥させる。




熱収縮チューブ。仕上げにコレを用いるのが一般的。



でも、僕の場合はラメ入りマニキュアでコーティング。



歯の鋭い魚が相手では心もとないが、そもそも鰆なんかを釣る時はトリプルフックを使用する。

キラキラアピールで釣果アップ!
・・・しているかどうかは分からないが、とにかくこのシステムで釣れているし、魚を掛けてフックが破損したこともない。

アピール系のアシストフックといえば、もう何年も前に魚皮やオーロラシート、フェザーが施されたものが発売されて話題になった。
しかし、オフショアのジギングならまだしも、キャスティングゲームではその『飾り』のせいで空気抵抗が大きく飛距離面でかなりストレスを感じた記憶がある。

マニキュアを塗るだけなら飛距離にも影響なし♪
お試しあれ!




左のややデカいのはショアジギング用。60〜100gのジグのフロントアシストとして使用している。



たくさん出来たのでこれから装着。
弾も出来たてのホヤホヤ♪




さぁ明日は太平洋だ!



  


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2011年02月15日

3連休 釣りはお休み

※今回の記事は写真が多いので、ルアーメイキングに興味のない方はスルーしてくださるようお願い致します。


3連休のうち、金曜日&土曜日は部活。
天気はさほど悪くないが、潮がいまいち。
リールにラインを巻いていないので、今週は釣りなし。



昨年のシリコン鋳型で鋳込む。



サンディング、塗装、ドブ漬け・・・。



せっせと作業をこなし、現在17個が完成待ち。



奮発してアワビ貼りも。
あぁ~早く投げに行きたい!





その他、春に向けて湾内用シンペンを削り出しておく。



今年は90mmの他に、77mmのダウンサイジングモデルも追加。





あと、磯際トレース専用機も。



色々とデザインを描いたが、既存の某リップレスミノーみたいになってしまった。
一応、『浮かび上がりにくい』仕様のシンキングペンシル。
狙いはあくまでも超遠投&自在レンジコントロール&スリットでの送り込み。



本邦初公開!内部はかなり雑である。
しかし、経験上、シンペン製作においては左右のバランスが著しく崩れた事はない。

磯での使用を考えているので、1.2mmワイヤーを貫通。
スイミングを重視していないとはいえ、こんなにびっしり詰まって大丈夫なのか!?(汗)
バルサではなくファルカタ材を使用した。
132mm、30gちょい。





滞っていた桐材ポッパー1号機もようやくここまできた。



下地・塗装前で88g。大きさは168mm。

完成すれば、フック込みで100gちょいか。ちょうどえぇ感じ。



頑張って掘削したカップ。ポッパーはこれが命!
手作業にしてはまぁまぁか。
桐材が相手だと、ダイソーミニルーターは全く使い物にならなかった。
次回からは秘密兵器を導入する予定。




来週は太平洋行きたいなぁ・・・  


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2010年12月08日

桐を削る

来期から活躍してもらうポッパーの素材は桐。



サ○デーに行ってみたが見当たらない。

木材担当のスタッフの方に尋ね、一緒に探してもらうがやはり無い。
取り扱っていないとのこと。むぅ。

「他店をあたるなら、ホーマ○クよりはサン○ドーさんの方が可能性ありますよ。」
とアドバイスを頂く。かなり良い人だ♪



結局他のDIY店に行く機会はなく、意外な店で見つけた。





ん!?
桐って書いてあるぞ!


ザ・木材(笑)ダイソーで発見☆
厚さ18mmというピッタリのサイズを購入。
100円でポッパー1個分。


さっそく作業にとりかかってみる。
電動工具なしでどれくらい削れるものやら・・・





約2時間を費やして・・・





輪郭取り片面のみ(汗)

バルサの10倍くらい大変だということがわかった。

ベルトサンダーがあれば楽だなぁ。
でも電動工具だと夜に家で作業できないし・・・

とりあえずもう少し高価な小刀が欲しい。カンナもありか。






今のところOLFA社の厚刃(1mm)カッターナイフ片刃が重宝している。  


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2010年12月01日

新作




ボスキャラのエディ。

175mm、115g(フックなし)。



これを見た家内が「ペンギンみたい」だと。
胸ビレなんだけどなぁ。

まぁいいや、イワトビと名づけよう(笑)



サクマ缶のふたシリーズはこれが最後かも。

理由1
カップの塗装はすぐに剥げる。
そしてあっという間に錆びる(汗)

理由2
来期モデルからは桐材を使用する予定。
金属カップに頼らなくても十分な強度が得られそう。





ぶっ飛べ!岩から大海原へ!  


Posted by oda at 17:03Comments(2)メイキング

2010年11月29日

竿を振らない週末

先週末は釣行なし!

テスト期間ということで部活はオフ。

絶好の機会ではあったが、最近かなり行っていたし天気も悪いので自粛。




11月27日(土)

午前中は学校。
休日学習会なる学校行事・・・要するに授業日(汗)
55分×2コマ熱弁?を振るう。


午後はタイヤ交換。
家内と自分の2台まとめて作業。
ついでにワイパーも。2時間かかった。

作業終了後、すでに交換した自分の冬タイヤの異変に気づく。
なぜか1個だけやたらと空気が入っていない。

ノロノロ運転で近くのタ○ヤガーデンに駆け込む。

パンクらしい(汗)でも修理可能ということで直していただく。千円で済んだ♪





11月28日(日)

午前中。青森市の社教センターでスノーボード指導員研修会。
年会費その他諸々で7千円を納める。
資格の維持にはお金かかるなぁ。

家に帰ると、はるばる十和田からtaka氏が訪問。
長芋10kgをいただく♪
以前注文したのだが、買うと言っても聞かない(笑)お代は不要と。
ありがとうございます!!
さっそく夜は短冊切り、味噌(刻みネギ&シラス入り)田楽、とろろ(味噌仕立て)ご飯というフルコース。
本当に旨い☆


昼前に市内のますへい釣具店に行ってみる。
近くにありながら一度も行ったことがなかった。

このお店のブログでは、竜飛方面の青物情報がリアルタイムで掲載されており好感を持った。

娘同伴で行ってみると残念ながら店主は不在。

おかみさんとニ、三会話を交わしてジグ購入。




上:撃投85g
下:名前を忘れた(汗)100g

自作の88gが残りあと2本。
今年の北磯釣行はあと2、3回か。
ジグの出番が頻発する予感(汗)
作ってる猶予はもはや無いため補充しておいた。


午後は葛飾北斎展。
富嶽三十六景と富嶽百景。
構図の多様さに圧巻。




釣りに行かずに家族とゆっくり過ごすのもいいもんだ。

とは言え、頭の中は今シーズン終盤の青物でいっぱいなのであるが。




170mm、130g(完成予想重量)。

ウェイトはナス型おもり25号(爆)
驚異的な重量になってしまったが、来シーズンはこの辺りがメインか。

素材はバルサ。もう卒業したい。
ワイヤーは1.6mm。
アイ周りはすべてスレッドぐるぐる巻き→瞬接→エポキシで固着。

未塗装でスイムチェックしたら、この冬からは『桐』に挑戦!



さて、今週は出るかな。出てほしいなぁ・・・  


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2010年11月19日

北へ!

ヘビープラグ第2弾が完成。出来立てホヤホヤ♪

仕様はこないだの黒いやつと同じ。カラーは・・・





スバルWRブルーマイカ!

スバリストなもんで♪乗ってるのはフォレスターだけど(汗)





これから行ってきます!

でもヤマセなんだよなぁ。君の出番はあるかしら・・・


  


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2010年10月22日

トップウォータープラグ

これまでに作ってきたバルサウッド製ルアーのサイズは125mmが上限。

ただ単に、使用しているウレタン瓶の大きさの都合。



仕上がりさえ妥協すれば、上下(前後)交互にドブ漬けしてデカいのも作れるんでない?

と気がついたので作ってみた。



まずは下書きをもとに、輪郭取り。今回は15mm厚のバルサを使用。





張り合わせる面をマジックで黒く塗り、瞬接をちょこっと垂らして仮止め。





カッターナイフで好きなように削る。目の粗いサンドペーパーでも成形可能。





徐々に目の細かいペーパーに換え、最終的に♯400でツルツルに仕上げる。





形が仕上がったら、仮止めしていた左右2枚をカッターでパキっと開いて内部構造を作る。

ここは企業秘密。とりあえず使用した素材は次の通り。

ワイヤー・・・1.2mmステンレス針金
ウェイト・・・ナツメ錘とガン玉。いずれも鉛。
穴を掘削する用具・・・彫刻刀、100均のミニルーター(パワー不足のため滅多に使わない)

ウェイトの量・バランスは想像力を駆使して決める。個人的には一番好きな段階です。



システムを仕込み終わり、また左右2枚を張り合わせる。今度は接着剤を大量に用いて。

アイの周りなどの隙間には2液エポキシを注入して防水処理。




ふぅ。ここまでの作業で1時間半。

さてさて、気になる検量♪








おぉ!なんと76gも!

ナツメ錘6号×2、同5号×1。そしてガン玉6B×2。

これでもか!ってくらい詰め込んだからなぁ。

ちなみに全長155mm。

これで横っ風でもあのピンスポットまで届きそう♪




この後は下地、塗装、どぶ漬け。来月の釣行には間に合うか。

問題は、ブリや巨大ヒラマサがかかった時の耐久性。

少なからず破損するだろう。でも貫通ワイヤーなので、魚は獲れるだろう。きっと。

今度は時間をかけてヒノキ材か何かで作ってみよう。  


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